●コケ・カビ・変色
外壁の塗料が劣化すると、次第に変色が目立ってきます。また、カビやコケが生えていれば、塗膜の防水性が低くなっている証拠です。カビやコケを放置しておくと、湿気が壁の内部に染み込んで、腐食につながります。
●チョーキング現象
チョーキング現象とは、指で壁に触れると、白っぽい粉がつく現象です。これは壁の表面の塗膜が劣化し、粉となって剥がれていることを示しています。放っておくと劣化が進行してしまうので、チョーキング現象が見られたら、外壁塗装を検討しましょう。
●クラック現象
クラック現象とは、外壁にひび割れが生じている症状のことです。とくに横向きのひび割れを放置していると、雨水が壁の内部に浸入しやすいので、早急な対処が必要になります。ひび割れを発見したら、まずは業者に相談しましょう。
●目地の劣化
外壁のパネル同士をつなげているコーキング材は、目安として5~10年程度で劣化します。目地の剥離やひび割れを放っておくと、隙間から雨水が入り込む原因となるので、注意しましょう。
●サビの発生
ひび割れや経年劣化によって外壁の防水性が低くなると、金属部分にサビが発生します。とくに金属系の外壁ではサビが目立ちやすくなるので、こまめなメンテナンスが必要です。