住宅の場合の窯業系サイディングとは、外壁の建材で、現在最も主流で使用されている外壁建材で、セメントに無機物や繊維・木質成分などを混ぜて作ってあるボード状の外壁材(サイディングボード)の事を言います。基本的にセメントを主成分としているので、様々な形に作ることが可能です。
特徴としては下記のようなものがあります。
●初期費用が抑えられる
●デザインや色が多彩でモルタル調やタイル調など好みにあった外壁を選ぶことができる
●耐久性に優れていて、美観を長く保つ事ができるものもある
●地震や火災に強い
有資格者のスタッフがお客様の不安に思っていることやご要望に丁寧に対応し、お客様のご希望に添えるよう尽力いたします。
<紫外線や熱>
外壁は熱や紫外線にさらされるうちに、劣化が進むと考えられています。外壁の表面を保護する塗膜がダメージを受け、剥がれていくからです。とくに太陽の光を受けやすい南側の外壁は、北側よりも劣化が早く進みやすい傾向にあります。
<雨や風>
雨や強風といった天候によって、外壁は日々ダメージを受けています。風や雨が壁に長時間当たり続けると、塗膜が剥がれやすくなったり、金属にサビができたりします。定期的に塗膜を塗り直し、防水性を高めることが必要です。
<経年劣化>
いくらメンテナンスをおこなっていても、時間が経てば、外壁は次第に劣化していきます。経年劣化には、建物と塗料の寿命が関わる点に注目しましょう。建物や塗料の耐用年数が過ぎれば、ひび割れなどの劣化症状が現れます。
<クギ・ビスによる固定>
サイディングの反りの状態が軽度である場合は、クギやビスなどで固定する処置で済む可能性があります。反りが生じたサイディングの先端に、クギやビスを打ち付けるだけの施工なので、費用を抑えられるのが特徴です。しかし、サイディングの防水性を高める効果はないため、外壁塗装もあわせておこなうのがオススメです。
<部分的な張り替え>
クギやビスの打ち付けだけで解決できない場合は、サイディングの張り替えが必要です。反りが全体に広がっていない場合は、部分的な張り替えをおこないます。反りが生じているサイディングを除去し、その部分に新しいパネルを設置する施工です。部分張り替えのついでに、外壁のほかの部分で劣化が生じていないか、点検してもらうことをオススメします。素人では判断できない劣化を、発見してもらえるかもしれません。
<全面的な張り替え>
外壁工事から長い期間が経過していたり、部分張り替えだと見栄えが悪くなると判断されたりした場合は、全面的な外壁の張り替えをおこないます。費用は高額になりますが、外壁材や塗料の種類を、いちから見直せる点がメリットです。