気づいたら、いつの間にか外壁にひびが入っていたり、サビができていたりするのを発見したことがある方もいるのではないでしょうか。外壁の劣化を放っておくと、建物全体に影響が及ぶ恐れがあります。建物を長もちさせるためには、外壁のメンテナンスが必要です。
外壁の劣化を発見したら、放置せずに、まずは業者に相談しましょう。
劣化・破損等がひどくなると、全面張り替えなどコストがかかる工事が必要となる場合もあります。
施工実績多数の有資格者のスタッフが現地調査に無料でお伺いします。安心・安全・丁寧を心掛けてお客様に寄り添った施工をいたします。
<外壁の経年劣化>
外壁を塗装してから数年経ったころにひび割れが生じた場合は、外壁の経年劣化が原因かもしれません。メンテナンスをしていても、外壁は時間の経過に伴って、次第に劣化していきます。外壁が劣化すれば、表面にひび割れができるのです。
<外壁工事の施工不良>
塗装工事から数ヶ月以内でひび割れが生じた場合は、工事の施工不良が原因の可能性があります。本来、工事から数ヶ月も経たないうちに、ひび割れが生じることはないからです。施工不良の例としては、工程における乾燥不足や、塗料の選択ミスなどが挙げられます。
<地震の影響>
地震の揺れが影響して、ひび割れができるケースもあります。地震が原因の場合は、表面部分だけでなく、建物の内部までひび割れが起きている可能性もあるので、プロによる点検が必要です。
<電車や車による振動>
大きな道路や線路沿いに家がある場合、電車や大型車が通る振動によって、ひび割れが生じていることが考えられます。日常的に振動の影響を受けているため、ひび割れが生じやすいからです。
<ヘアクラック>
ヘアクラックとは、深さ4mm以下、幅0.3mm以下で、髪の毛ぐらいの細いひび割れのことです。外壁の表面部分のみがダメージを受けている状態なので、修繕の緊急性はそこまで高くありません。
<構造クラック>
構造クラックとは、幅0.3mm以上で建物の構造にダメージをおよぼしかねないレベルのひび割れです。放置しておくと建物の劣化や水分の浸入による腐食などにつながる恐れがあるので、速やかに業者に点検・修繕してもらいましょう。
<開口クラック>
開口クラックとは、ドアや窓などの開口部分にできる斜め方向のひび割れです。開口クラックができている場合は、構造クラックと同じく、建物自体にダメージがおよんでいる可能性があります。また、開口クラックからは水分が入り込みやすいので、早めの対処が必要です。
<雨漏り>
ひび割れを放置していると、割れている部分から水分が入り込みます。この状態が続くと、建物の内部まで水分が染み込み、部屋の中まで雨漏りする恐れがあります。
<建物の劣化>
外壁表面のひび割れを放っておくと、次第に建物全体にダメージがおよびます。モルタルやサイディングの下地部分が腐食してしまうと、外壁をすべて張り替えなければなりません。
<カビの発生による健康被害>
裂け目部分から水分が染み込むと、建物全体の湿気が高くなり、カビが発生しやすくなります。カビが繁殖した家で過ごしていれば、カビ菌が空気から体内に入り、アレルギーや感染症、中毒などの健康被害につながりかねません。
<湿気によるシロアリの発生>
裂け目部分から水分が浸入して建物内部の湿気が高まると、シロアリが住み着いてしまう危険性があります。シロアリは建物の木材を食べて繁殖するため、深刻な劣化や倒壊のリスクを招きます。