家の外壁にできたひび割れを、放置していませんか。なんらかの原因で発生するひび割れを放置していると、建物に深刻な影響をおよぼす可能性があります。
そこで今回は、ひび割れの原因や種類、放置するリスクについてご紹介します。ひび割れへの対処法についても解説していますので、家を長もちさせたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
①外壁の経年劣化
外壁を塗装してから数年経ったころにひび割れが生じた場合は、外壁の経年劣化が原因かもしれません。メンテナンスをしていても、外壁は時間の経過に伴って、次第に劣化していきます。外壁が劣化すれば、表面にひび割れができるのです。
②外壁工事の施工不良
塗装工事から数ヶ月以内でひび割れが生じた場合は、工事の施工不良が原因の可能性があります。本来、工事から数ヶ月も経たないうちに、ひび割れが生じることはないからです。施工不良の例としては、工程における乾燥不足や、塗料の選択ミスなどが挙げられます。
③地震の影響
地震の揺れが影響して、ひび割れができるケースもあります。地震が原因の場合は、表面部分だけでなく、建物の内部までひび割れが起きている可能性もあるので、プロによる点検が必要です。
④電車や車による振動
大きな道路や線路沿いに家がある場合、電車や大型車が通る振動によって、ひび割れが生じていることが考えられます。日常的に振動の影響を受けているため、ひび割れが生じやすいからです。
①雨漏り
ひび割れを放置していると、割れている部分から水分が入り込みます。この状態が続くと、建物の内部まで水分が染み込み、部屋の中まで雨漏りする恐れがあります。
②建物の劣化
外壁表面のひび割れを放っておくと、次第に建物全体にダメージがおよびます。モルタルやサイディングの下地部分が腐食してしまうと、外壁をすべて張り替えなければなりません。
③カビの発生による健康被害
裂け目部分から水分が染み込むと、建物全体の湿気が高くなり、カビが発生しやすくなります。カビが繁殖した家で過ごしていれば、カビ菌が空気から体内に入り、アレルギーや感染症、中毒などの健康被害につながりかねません。
④湿気によるシロアリの発生
裂け目部分から水分が浸入して建物内部の湿気が高まると、シロアリが住み着いてしまう危険性があります。シロアリは建物の木材を食べて繁殖するため、深刻な劣化や倒壊のリスクを招きます。
建物にできたひび割れが、すぐに修繕すべき症状かどうかは、裂け目の大きさで判断しましょう。幅が0.3mm以下のヘアクラックであれば、ただちに補修する必要はありません。ただし、症状が進行する可能性があるため、注意してこまめにチェックしましょう。
幅が0.3mmを超えるひび割れである場合は、建物の内部にも影響をおよぼす構造クラックの可能性があります。建物へのダメージを最小限に抑えるためにも、早めに補修を依頼しましょう。
ひび割れの修繕が必要かどうか、自分で判断できない場合は、専門業者に点検を依頼しましょう。プロの目で点検することで、裂け目の程度や建物の状態を正しく理解できます。