カバー工法(重ね張り)はその名の通り古い外壁の上に新しく外壁材を張る工法です。
家に住みながら施工が可能で、外壁材張り替えのリフォームと違い、既存の外壁を取り除く必要がありません。下地材などが腐食していないか確認のため、土台や軒下に近い場所を剝がすことはありますが、基本的にはその他の大部分は残したまま、新しい外壁材を貼り付けます。
デメリットとして、壁の内側に結露が発生することがありますが、壁の中に『空気の通り道』を作る【胴縁工事】をきちんと施すことで内部結露を防ぐ事ができます。
特徴としては
●外壁の解体・撤去・処分にかかる手間・費用が発生しない
●張り替えリフォームと比べて工事期間短縮・コストの削減
●断熱性・防音性の向上